
dTVでは動画を視聴する端末を登録することが出来ますが、登録できる端末数が限られていること、また同時視聴にも制限があります。
この記事では、dTVの端末登録数や登録の仕方、また同時視聴に関して解説をしていきます。
目次
dTVで利用できる端末は、スマホ・タブレット・パソコン・テレビ・ストリーミングデバイス等
dTVは多くの種類の端末に対応しており、いろいろな機器で動画を再生することが出来ます。
dTVに対応している端末の種類は下記の通り。
dTVの対応端末 | 詳細 |
---|---|
スマートフォン・タブレット | ・Androidスマートフォンとタブレット (Android4.4以上) ・iPhoneとiPad (iOS9.0以上) |
パソコン | ・Windows7以上 ・Mac OS X 10.10.3以上 |
スマートテレビ | ・ソニーブラビア ・パナソニック ビエラ ・パナソニック ディーガ ・東芝 レグザ ・船井電機 dTV対応テレビ ・日立 Wooo ・シャープ AQUOS |
ストリーミングデバイス ※テレビでの視聴に利用 | ・Google Chromecast ・Nexus Player ・Amazon Fire TV ・Amazon Fire TV Stick ・Apple TV ・ココロビジョンプレーヤー ・ドコモテレビターミナル ・dTVターミナル ・ひかりTVチューナー ・光BOX+ |
dTVは携帯電話会社のドコモが提供しているサービスの為、スマホやタブレットしか対応していないと考えてしまいがちですが、パソコンやスマートテレビ・各種のストリーミングデバイスにも対応しています。
その為、自宅でdTVを見る時はパソコンやテレビで楽しんで、外出時にdTVを楽しむ時はスマホ・タブレットで楽しむ等、シチュエーションに応じて利用する端末を使い分けて楽しむことが出来ます。
個人的に特に対応端末の中で重要だなと思うのがスマートテレビとストリーミングデバイスです。(ストリーミングデバイスとは、dTVに対応していないテレビであってもテレビで楽しむことが出来るようにする機器のこと)
今の若い世代の方は、スマホは持っているけどパソコンは持っていないという方が増えてきている状況にあります。
そんな方でもスマホとテレビをもっていれば、スマートフォンでもdTVを楽しめますし、テレビの大画面でもdTVの動画を楽しむことが出来ます。
やっぱり自宅で動画を楽しむ時は、大きな画面で見たほうがより楽しめるのではないかと思いますので、dTVのようにスマートテレビやストリーミングデバイスが対応しているかどうかは利用する動画配信サービスを選択する上で重要なポイントになるのではないかと思います。
dTVで登録できる端末数は5台まで

dTVは利用する端末を登録することで、その端末でも見ることが出来るようになります。
その際の端末登録の上限数は、スマホ・タブレット・パソコンやストリーミングデバイス等を全て合わせて5台までです。
一人暮らしの方だと5台を超えるということはほとんどないと思いますが、家族で利用する場合は5台を超える場合もあると思います。
その場合は「どの端末でdTVを利用するのか」を考えて、5台の制限を超えないように端末を登録する必要があります。
(登録端末は後からいつでも変更することが出来ます)
例えば父・母・娘・息子といった4人家族でdTVを利用する場合、利用できる端末が5台以上あったとしても、それぞれ家族1人1台ずつ端末を登録して、あと1台はリビングで利用するテレビやストリーミングデバイスで登録する等といった工夫が必要です。
dTVでの端末登録の方法や端末の変更方法はとっても簡単!
dTVの端末の登録は、メニューの『アカウント』→『デバイス管理』という項目でも行うことが出来ますが、dTVを利用したい端末でdアカウントにログインしてdTVに接続すると自動で登録してくれます。
その為、端末登録をした記憶がないという方でも、普段dTVを利用している端末が登録されているはずです。
また、登録端末の変更もかなり簡単に出来ます。変更方法は下記の通り。
- まずdTVにログインして、メニューの『アカウント』→『デバイス管理』に移動
- 端末を変更したい場合はこの『デバイス管理』の画面の該当端末の箇所で、パソコンは『解除する』のボタンをクリック。スマホは『登録解除』というボタンをクリック
- 一度変更したい端末を解除したら、利用したい端末で改めてdTVにログインすれば自動でその端末が登録される
【パソコンでの画面例】
【スマホでの画面例】
単純に端末の登録を解除したいだけの時は、端末登録を上記の手順に従って解除すれば問題ありませんが、変更する場合は上記の手順のように、解除⇒再登録の手順が必要になります。

dTVで端末登録は5台まで出来るが、同時視聴できるのは1台のみ
dTVでは端末の登録が5台まで出来るため「5台同時に利用できる」と勘違いしてしまいがちですが、同時視聴できるのは1台のみとなります。
仮に、既にある端末でdTVを利用している状態で新しく違う端末でdTVにログインすると、最後にログインしたほうの端末でdTVを継続利用できますが、前にログインしていた端末での利用は出来なくなります。
同時視聴台数が1台のため、家族でdTVを1アカウントだけ契約して利用する場合は、使う時間をかぶらないようにする等の工夫が必要です。


家族で同時に複数の端末でdTVを使いたい!等の場合はアカウントを複数持つことで同時視聴も出来る
dTVを1アカウント(1契約)で利用する場合、同時視聴できる端末台数も1台までとなります。
ただし、例えば父と母で1アカウント(1契約)を利用し、息子と娘用にもう1アカウント(1契約)を取得して利用した場合、同時視聴可能な台数は2台となります。
単純に1アカウント(1契約)=同時視聴台数1台の為、アカウント数を増やせばその分増えていくという内容です。
ただこの方法はdTVの月額料金(550円)がアカウントごとにかかってくるので注意が必要です。
2アカウントを取得して利用した場合は月額料金550円×2アカウントで毎月の料金が1,100円かかってくることになります。


1契約のみの安い料金で家族で同時に視聴したい場合はAmazonプライムビデオがお勧め
dTVはここまで説明してきた通り、1契約(1カウント)だと同時視聴は1台しかできません。
それに対してAmazonプライムビデオは1契約で3台まで同時視聴することが出来ます。
- 動画数…見放題の動画数=約2万5千本、有料動画数=約4万5千本
- 月額料金…月額500円(もしくは1年間分を一括払いで4,900円も可能)
- 同時視聴可能数…3台
- 利用できる端末…スマホ・タブレット・パソコン・テレビ(各種ストリーミングデバイスにも対応)
- ダウンロード再生…可能
dTVよりも見放題の動画数は少ないものの、かなりお得に使えるのがAmazonプライムビデオです。
そしてこのAmazonプライムビデオは『Amazonプライム会員』になると利用できる1つのサービスと言うだけで、月額500円を払ってAmazonプライム会員になると他にも様々な特典を受けることが出来ます。
Amazonプライム会員の特典 | 年会費4,900円 or 月額制なら500円で利用可能 |
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送料無料 | Amazon発送の商品が送料無料 |
Prime Now | 注文から1時間以内または指定の2時間便で商品が届くサービスを利用可能 |
Prime Video | プライムビデオで動画約2万5千本を見放題で楽しめる |
Prime Music | 100万曲以上の楽曲やアルバム・プレイリストが聴き放題 |
プライム・フォト | Amazon Driveに写真を容量無制限で保存可能 |
備考 | ここであげたのはプライム会員の特典の一部です。他にも色々と特典はあります。 |
dTVは動画配信サービスでもっとも加入者の多いサービスですが、同じぐらいAmazonプライムビデオも人気です。
その為、安い月額料金で動画を複数人で同時視聴したいという場合はAmazonプライムビデオもチェックしてみることをお勧めします。
dTVで家族で同じ動画を同時に見たい場合は、ストリーミングデバイスを利用してテレビで視聴するのがお勧め
家族で同じ動画を同時に楽しみたいという場合には、スマートテレビを利用するか、ストリーミングデバイスでテレビに動画を映してみんなで視聴するのがお勧めです。
同時視聴できる端末台数は1アカウント=1台ですが、この方法であればテレビorストリーミングデバイス1台で視聴していることになる為、家族全員で同じ動画を同じ時間に楽しむことが出来ます。
もし家族でdTVを契約しているにも関わらずテレビに対応させていない場合には、ストリーミングデバイスを用意して大画面のテレビでも楽しめるようにしておくことをお勧めします。
テレビで視聴する為のストリーミングデバイスは、有名なものだとグーグルのクロムキャストがありますが、5千円前後で購入することができます。

本ページの情報は2020年9月時点のものです。
最新の情報はdTV公式サイトでもご確認ください。