
動画配信サービスのdTVは、ストリーミング再生だけではなく、オフラインでも動画を楽しめるようにダウンロード機能がついています。
外出先で動画を楽しむ場合ストリーミング再生だと莫大な通信量が発生してしまいますが、ダウンロード機能を使って事前に動画ファイルをスマホやタブレットに落としておくオフライン再生であれば通信量は発生しません。
この記事ではdTVのダウンロード機能の使い方やダウンロード機能に関する情報について、いろいろと解説していきます。
目次
dTVのダウンロード再生機能を使う3つのメリット
dTVではストリーミング再生以外にダウンロード再生を行うことが出来ますが、これを有効活用することで主に3つのメリットが生まれます。
中にはダウンロード再生に対応していないサービスもありますが、これが出来るかどうかで動画の楽しみ方は大きく変わってきます。
メリット① スマートフォン・タブレットのデータ通信量を気にせずに動画を楽しめる
事前に動画ファイルを自宅のWi-Fi環境などでスマートフォンやタブレットにダウンロードしておけば、後はオフラインで動画を再生できる為、ストリーミング再生と違ってデータ通信量を気にする必要がありません。
スマホやタブレットのデータ通信量の契約も今は容量が少しずつ大きくなってきていますが、平均すると5GB前後の契約にしている方が多いと思います。
dTVで動画をストリーミング再生で視聴すると、5GBなんて本当にあっという間に消費してしまいます。
それを考えると、ダウンロード再生を上手く使えば外出先などのWi-Fi環境がない場所でもデータ通信量を気にせずに動画を楽しめる為、この点はダウンロード再生が出来る上での大きなメリットの1つです。
メリット② 自宅のネットが不安定でも途切れることがない
自宅で光回線などの高速インターネットサービスを利用していても、ネットが不安定という方は意外と多くいらっしゃいます。
例えば家族で光回線を利用していて、1階から無線(Wi-Fi)を飛ばして2階でネットに接続するような場合は、いくら光回線が高速でもネットが途切れがちになってしまうことがあります。
そしてその状態で動画をストリーミング再生で視聴すると、動画が途切れがちになってしまうことがよくあります。
ただし、ダウンロード機能を使って、いったん動画ファイルを端末にダウンロードしてしまえば、後はオフラインで動画を再生できる為、動画が途切れるということがありません。
外出先で動画を再生する場合だけではなく、自宅のネットが不安定という場合にスムーズに動画を再生できるのもダウンロード再生のメリットの1つです。
メリット③ dTVのダウンロード再生には視聴期限がない
ダウンロード再生が出来る動画配信サービスは、他にもHuluやAmazonプライムビデオ・Netflixやビデオパス等がありますが、中には「ダウンロードしてから●時間以内だけ視聴可能」と視聴期限を設けているサービスもあります。
dTVに関してはこういった視聴期限はありません。一度ダウンロードしておけばいつでも動画を視聴することが出来ます。
dTVで動画をダウンロードする方法
実際にスマートフォンを使ってdTVのダウンロードを試してみましたが、使い方はかなり簡単です。
dTVの動画をダウンロードする場合は、スマホやタブレットから直接行う方法と、パソコンを通してスマホやタブレットに行う方法とがあります。
スマホやタブレットから直接dTVの動画をダウンロードする方法
スマホやタブレットから直接dTVの動画をダウンロードする方法は下記の通りです。
Androidのスマートフォンを利用して実践した際のやり方です。
- STEP1、まずはダウンロードしたい動画をスマホやタブレットで開く
- STEP2、DLのボタンがあるのでそれをクリックするとダウンロードが開始
- STEP3、ダウンロードが完了したら『ダウンロードリスト』を開いて再生するだけ(ダウンロードリストを出すメニューは画面左下にあります)


ダウンロードリストを開くとダウンロードした動画の一覧が表示されるので、そこで再生したい動画をクリックするとオフラインで再生されます(通信量は発生しません)。

パソコンを通してスマホやタブレットに動画をダウンロードすることも出来る
スマホやタブレットから直接操作をせずに、パソコンを通して指定のスマホやタブレットに動画をダウンロードすることも出来ます。
その場合のやり方は下記の通り。
- スマホやタブレットでdTVを起動し、画面左下にあるメニューから『設定』→『プッシュ通知設定』→『ON』にする
- パソコンでdTVの作品ページを開いてダウンロードボタンをクリック。『ダウンロード先デバイス』と『ダウンロード画質』を選択して、ダウンロードを開始
- あとはダウンロードが終わるのを待つだけ
※既にプッシュ通知設定をONにしている場合には必要ありません。
この方法でパソコンを通してダウンロードした場合でも、動画の保存先は指定したスマホやタブレットになります。
(パソコンはストリーミング再生しか対応していない為、パソコンにはダウンロード保存できません)
この方法は、例えばパソコンでdTVを楽しんでいて「この動画をスマホにダウンロードしておきたい!」と思った時に、わざわざスマホやタブレットでdTVを起動しなくても済むので便利です。
dTVのダウンロード機能を使う上での4つの注意点
dTVのダウンロード再生機能は非常に便利ですが、利用する上でいくつか注意点もあります。
注意点① dTVのダウンロード再生が出来るのはスマホ・タブレットでアプリ利用時のみ
dTVはスマートフォンやタブレットだけではなく、パソコンやテレビでの動画再生にも対応していますが、ダウンロード再生機能が使えるのは、スマートフォンとタブレットのみです。
加えて、直接dTVのWEBサイトにスマホやタブレットでアクセスした場合には動画をダウンロードすることは出来ません。
スマートフォンやタブレットでdTVの『アプリ』を利用した場合だけ、ダウンロード再生を行うことが出来ます。
注意点② ダウンロードした動画を視聴するには一時的にネットに接続する必要がある
dTVで既にダウンロードした動画を視聴する場合、初めから完全にオフラインで動画を再生できるわけではなく、一度アプリからdTVにアクセスをする必要があります。
要するにいったんネットに接続してdTVを立ち上げる必要があると。この時に本当に若干ですがデータ通信量が発生します。
一度アプリを立ち上げてからは、ネットを完全に遮断してもオフラインでダウンロードした動画を再生することが可能です。
注意点③ 一部にダウンロードに対応していない動画もある
dTVは約12万本の動画が見放題となっており、その中の多くの動画がダウンロード機能に対応していますが、一部にストリーミングでしか再生できない動画があります(ダウンロード非対応)。
ダウンロードに対応した動画には『DL』のボタンが表示されますが、ダウンロードに対応していない動画の場合には『DL』のボタンが表示されません。
そういった動画の場合、ダウンロードをしてオフラインでは視聴できませんのでWiFiがある場所でストリーミング再生で視聴するようにしましょう。
WiFi環境がない状態でストリーミング再生すると、とんでもない通信量が発生する為、注意が必要です。


注意点④ ダウンロードした動画を時々削除しないと端末の容量を食ってしまう場合がある
dTVでダウンロードした動画は、2時間物の動画でも1本で数GBは容量を使う為、時々でも削除したり整理をしておかないとスマホやタブレット等の端末の容量を圧迫してしまいます。
全く動画ファイルを削除せずにばんばんダウンロードしていると、スマホやタブレットの容量を圧迫してしまい、動作が重くなってしまったりひどい場合には頻繁にフリーズしてしまうこともあるので注意が必要です。
その為、時々でもダウンロードしてから見終わった動画に関しては削除する必要があります。
dTVでダウンロードした動画を削除する方法
ここからdTVでダウンロードした動画を削除する方法は解説していきます。
動画の削除方法もかなり簡単です。
- STEP1、まずはスマホやタブレットでdTVを開いて『ダウンロードリスト』に移動
- STEP2、次にダウンロードリストから作品をクリックしてページを開きます
- STEP3、最後に作品ページから『ゴミ箱』のマークをクリックして『完了』ボタンを押す


『ゴミ箱』のマークをクリックしても、最後に『完了』ボタンを押さないと削除されませんので注意して下さい。
また、ダウンロードした動画の削除はパソコンでは行えませんので、スマホ・タブレットで実施する必要があります。

こまめにダウンロードした動画は削除しておかないと大変なことになっちゃうかも…
動画のダウンロード機能を使って、外出先でも通信量を気にせずに動画を楽しもう!
ここまでdTVでの動画のダウンロード方法や削除方法を説明してきましたが、dTVのダウンロード機能の使い方はいたって簡単です。
dTVの動画のダウンロード機能を使えば、外出先やWiFiがない環境でも事前に動画をダウンロードしておくことで通信量を気にせずに楽しむことが出来ます。
動画配信サービスというと『自宅で楽しむもの』というイメージが強いですが、ダウンロード機能がある場合には外でもモバイルデータの通信量を気にせずに楽しむことが出来ます。
まだダウンロード機能を使ったことがない方はぜひ一度利用してみましょう。

本ページの情報は2020年9月時点のものです。
最新の情報はdTV公式サイトでもご確認ください。