
携帯電話会社のドコモが提供しているチャンネルサービスのdTVチャンネル。
ドコモユーザー以外も利用することが出来るサービスですが、ドコモユーザーは月額858円(ドコモユーザー以外は1,408円)で30チャンネル以上の専門チャンネルをリアルタイム配信で楽しめる非常にお得なサービスです。
この記事では、dTVチャンネルは外出先でWiFiがない環境でも再生できるのかどうか、またその際の注意点はあるのかという点について解説をしていきます。
目次
dTVチャンネルはWiFiがなくてもモバイルデータ通信で視聴は可能

dTVチャンネルのサービス分野はスカパー等と同じいわゆる『有料チャンネル放送』ですが、dTVチャンネルはスカパーのように『電波』を使って放送しているわけではありません。
dTVチャンネルはオンライン(インターネット)でリアルタイム配信をするサービスの為、WiFiだろうがモバイルデータ通信だろうが、インターネットさえつながる環境があれば視聴することは可能です。
対応端末はテレビにパソコンおよびスマートフォンやタブレットが対応している為、スマホやタブレットで外出時などにも視聴することが出来ます。
ただし、WiFiがない環境でdTVチャンネルを視聴すると、とてつもないモバイルデータの通信量が発生する為、WiFiがない環境で利用するのはあまりお勧めしません。
dTVチャンネルはリアルタイム配信がメインのサービスの為、ダウンロード再生(オフライン再生)は出来ない

VOD(ビデオオンデマンド)等の他の動画サービスだと、動画ファイルをダウンロードしてオフライン再生(外出先等で通信量をかけずに再生)できるサービスも多くあります。
ただし、dTVチャンネルに関しては有料チャンネルをリアルタイムで放送するサービスの為、このダウンロード再生には対応していません。
常にインターネットに接続しながら視聴するストリーミング再生にのみ対応しています。
この点からもWiFiがない環境(モバイルデータ通信量が発生する環境)で、dTVチャンネルを視聴するのはあまりお勧めできません。

外出先でdTVチャンネルが見たくなった時は、WiFiスポットを活用するか画質を落として再生する
dTVチャンネルはWiFiがない環境で視聴すると膨大なモバイルデータ通信量が発生するので、WiFiがない環境での視聴はお勧めできないということをここまで説明してきました。
ただ、長くdTVチャンネルを利用していると、外出時などWiFiがない環境で「どうしてもこの番組を今みたい」という状況になることもあると思います。
そんな時の対応方法としては下記がお勧めです。
- 近くでWiFiが使える場所がないかを探して、WiFiスポットで視聴する
- 画質を落として再生する
WiFiが使える場所があるならそこで視聴をして、それも出来ないなら画質を落として再生することをお勧めします。
画質の変更は再生画面から簡単に行うことが出来ます。
- 再生画面をタッチすると右上に縦棒のようなメニューが表示されるのでそれをクリックします。
- そうすると下にメニューが表示されるので、その中から『画質』をクリックします。
- 次のページで画質の一覧が表示される為、WiFiがない環境なら『低画質』か『きれい』に設定するのがお勧めです。


どういった内容の映像なのかによって発生する通信量は変わりますが、HD画質だと1時間あたり約1GB以上の通信量、すごくきれいの画質でも1時間で約500MB以上の通信量を消費します。
チャンネル放送は出来ればきれいな画質で見たいところですが、この発生する通信量を無視して『HD画質』や『きれい』の画質で視聴することはお勧めしません。
『きれい』や『低画質』で視聴した場合は、『HD』や『すごくきれい』の画質で視聴した場合と比べて、発生する通信量を何分の1にも抑えることが出来ます。
WiFiがない環境でdTVチャンネルを視聴する場合には、あまりきれいな画質で視聴しないよう注意しましょう。

dTVチャンネルは放送後2週間の間は再配信(見逃し配信)を行っている為、見逃し配信も活用しよう
dTVチャンネルは全チャンネルをリアルタイム配信で楽しむことが出来ますが、どうしても視聴できない場合の為に、視聴した番組の再配信を行っています。
その期間は放送が完了してから2週間の間です。
「視聴するのは自宅に帰ってからでもいい」という方は、WiFiがない場所でムリに視聴せずに、帰宅後にWiFiにつないで見逃し配信を視聴するのがお勧めです。

本ページの情報は2020年9月時点のものです。
配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については「dTVチャンネル公式サイト」や「dTVチャンネル」のアプリをご確認ください。