
動画配信サービスで人気のU-NEXTですが、U-NEXTはWiFiがなくても利用することが出来ます。スマホやタブレットであれば、モバイルデータ通信を利用することで外出先でも動画の視聴は可能。
ただ、WiFiがない環境でU-NEXTを利用する場合は注意が必要です。
この記事では、U-NEXTをWiFiなしで利用した場合の通信量の目安や注意点を解説していきます。
目次
U-NEXTはWiFiなしでストリーミング再生もダウンロード再生(オフライン再生)も利用できる
U-NEXTはストリーミング再生だけではなく、外出時等でもスマホやタブレットの通信量を気にしないで動画を楽しめるよう、ダウンロード再生(オフライン再生)にも対応しています。
動画配信サービスは数多くありますが、ストリーミング再生だけに対応しダウンロード再生には対応していないというサービスも多いので、どちらの再生方法にも対応しているのがU-NEXTのいいところ。
そして、この2つの再生方法はどちらもWiFiがない環境であっても利用することが出来ます。
U-NEXTでは、スマートフォン・タブレット・パソコン・テレビ・ゲーム機など、様々な端末で動画を再生することが出来ますが、この中でダウンロード再生が出来るのは、スマートフォンとタブレットのみです。
※AndroidとiOS端末のみ
また、これらの端末でU-NEXTアプリを利用した場合のみに限ります。ブラウザからU-NEXT公式サイトにログインしている場合には、ダウンロード再生を行うことは出来ません。
Wi-Fiなしで動画を再生した場合の通信量の目安
自宅にWiFi環境がないor外出先でWiFi環境がない場合でも、U-NEXTは動画を再生することが出来ます。
ただし、WiFiがない環境で動画を再生する場合は膨大な通信量が発生してくるので注意が必要です。
U-NEXTをWiFiなしで利用した場合の通信量の目安は下記の通り。

■1GBあたり・1時間あたりに換算した通信量の目安
U-NEXTの通信量の目安 | 1GBあたりで視聴できる時間 | 1時間あたりに必要な通信量 |
---|---|---|
最低画質 | 約12時間 | 約83MB |
低画質 | 約4.5時間 | 約222MB |
高画質 | 約0.5時間 | 約2GB |
どの画質で再生するのかにもよりますが、最低画質はあまり見れたものではないので、低画質か高画質で視聴する方が多いと思います。
低画質で視聴した場合、1時間あたりに必要な通信量は約222MB、2時間ものの映画等を見る場合は約444MB。
高画質で視聴した場合、1時間あたりに必要な通信量は約2GB、2時間ものの映画等を見る場合は約4GB。
U-NEXTは約9万本もの動画が見放題な点が魅力ですが、WiFiなしで動画を視聴する場合、たった1本の動画を見るのにこれだけの通信量が発生してきます。
「WiFiがなくても動画を見れる!」と何も気にせずに動画を見ていると、あっという間に携帯電話の契約上の通信量の上限に達してしまう可能性が極めて高くなる為ご注意ください。


漫画や雑誌などの電子書籍を閲覧する場合にもデータ通信量は発生する
U-NEXTでは動画以外に約70冊以上の雑誌が読み放題になっており、それに加えて電子書籍の漫画も読むことが出来ます。
ブラウザ上から電子書籍の雑誌や漫画を読む場合はそこまでデータ通信量を気にする必要はありませんが、漫画のファイルをスマートフォンやタブレットにダウンロードして読む場合は注意が必要です。
漫画の場合は1冊あたり40~100MB近いデータ通信量が発生する場合があります。
何十冊も読まない限りは特に問題になる通信量ではないと思いますが、U-NEXTでヘビーに漫画を読むという方は注意するようにしましょう。
U-NEXTに限らず動画配信サービスを利用するなら自宅にWiFi環境は必須

これは何もU-NEXTに限った話ではありませんが、動画配信サービスを利用するのであれば、自宅にWiFi環境は絶対にあったほうがいいです。
動画配信サービスがいくら『月額料金が定額で動画が見放題』とはいっても、携帯電話会社の通信量のほうが上限に達してしまい、通信量の関係で実質的に見放題にならなければ利用する意味がありません。
光回線か、またはソフトバンクAirのようないわゆる『置くだけ!WiFi』など、通信量に制限を設けていないブロードバンドサービスは多くあります。
WiFiがなくても動画配信サービスを利用することは出来ますが、まずは先にブロードバンド環境を整えてから申込みすることをお勧めします。

自宅にWiFi環境を用意できない場合は、WiFiスポットで動画をダウンロードしておくのがお勧め
もしどうしても自宅にWiFi環境を用意できないという方の場合、外出先等のWiFiが使える場所で動画を端末にダウンロードしてオフライン再生する方法もあります。
例えば、外出先でWiFiが使える場所で動画のデータをスマホやタブレット等の端末にダウンロードしておき、自宅に帰って動画を視聴した場合、通信量は発生しません。
ただ、この方法は下記の2つのデメリットもあります。
- 動画ファイルのダウンロードが終わるまでそこから離れられない
- スマホ・タブレットでしか視聴できない
~これ以外の端末ではダウンロード再生は出来ません。
何度もWi-Fiスポットに行って動画をダウンロードするのがイヤだという方は、Wi-Fiスポットにいる間にまとめてファイルをダウンロードする必要がありますが、その場合はある程度時間がかかると思っていたほうがいいでしょう。
また、テレビ等の大画面で動画を視聴したいという場合もこの方法では再生することは出来ませんので、この方法はスマホやタブレットでしか視聴しないという方限定の方法です。

まとめ
この記事で説明したことを簡単にまとめると下記の通りです。
U-NEXTの通信量の目安 | 1GBあたりで視聴できる時間 | 1時間あたりに必要な通信量 |
---|---|---|
最低画質 | 約12時間 | 約83MB |
低画質 | 約4.5時間 | 約222MB |
高画質 | 約0.5時間 | 約2GB |
Wi-Fiなしで視聴した場合は、低画質以外だとかなりのデータ通信量を必要とします。
これだけのデータ通信量が必要になると、自宅にWi-Fi環境を導入していない方には正直あまりお勧めできません。
U-NEXTは約9万本もの動画が見放題になっていますが、Wi-Fiがない方はデータ通信量のほうが先に上限に達してしまって、恐らく視聴できても平均で月に数本といったところでしょう。
それとWi-Fiスポットを活用してダウンロード再生を行っても、Wi-Fiスポットで動画ファイルのダウンロードが終わるまで待っていないといけないということや、スマートフォンやタブレットでしかダウンロード再生できないというデメリットもあります。
U-NEXTをはじめ、動画配信サービスを色々と利用してみたいという方は、まずは自宅にデータ通信量無制限のWi-Fi環境を構築することをお勧めします。

本ページの情報は2020年9月時点のものです。
最新の配信状況等はU-NEXT公式サイトでもご確認ください。