
動画配信サービスで非常に加入者の多いdTVですが、dTVではドコモが提供しているdアカウントサービスに付与されるdポイントを利用することが出来ます。
この記事では、dTVでdポイントを何に利用できるのかといった点や利用方法に関して説明をしていきます。
目次
dTVでdポイントは利用できるが、月額料金の支払いには充当できない
dTVでdポイントが使えると聞くと、「毎月の月額料金(550円)の支払いに充てられる?」と期待してしまいますが、残念なことにdポイントをdTVの月額料金の支払いにあてることは出来ません。
他の動画配信サービスだと、月額料金内で見放題の動画数よりも有料レンタルの動画数のほうが多いサービスも多いのですが、dTVの動画本数の構成は下記の通り。
- 見放題の動画数…約12万本
- 有料レンタル動画数…約1,500~2,000本
dTVの特徴は、有料レンタルの動画数が少なく、たった月550円の利用料で約12万本もの動画が見放題というのがdTVの魅力。
その為、約12万本の動画を見る為の月額料金(550円)の支払いにdポイントをあてることが出来れば一番なんですが、今のところは対応していないようです。
では、dTVではどんなことにdポイントを利用できるのでしょうか。

dTVでdポイントを利用できるのは、有料レンタルの動画を購入して視聴する場合
dTVでdポイントを利用できるのは、有料レンタルの動画を購入して視聴する場合です。
有料レンタルの動画は1本あたり、平均すると200円~400円で購入して視聴することが出来ますが、この購入代金にdポイントを利用することが出来ます。
dポイントを購入代金にあてる場合のレートは、1ポイント1円換算(税抜き)。
例えば400円の有料レンタル動画を購入する場合、消費税込みで440円になりますので、dポイントを440ポイント充当すれば購入することが出来ます。
dTVの中の見放題の動画ではなく、どうしても「有料レンタルでも見たい作品がある」といった時にdポイントを活用することで、料金支払いなしで視聴することが可能です。

dTVの有料レンタル動画(個別課金の作品)は、購入してから30日以内に再生する必要があります。
また、一度再生してからその動画を視聴できるのは、再生してから48時間以内です。
一度再生してから48時間が過ぎてしまうと視聴できなくなってしまうので注意しましょう。
dTVでのdポイントでの支払い方法(有料レンタル動画の購入方法)
dTVで有料のレンタル動画をdポイントで購入する場合は、決済時にdポイントでの支払いを選択する必要があります。
スマホでdTVを利用した場合の画面例を参考にしてdポイントの使い方を説明していきます。
- まずは『ジャンル』メニューの中の『レンタル』のカテゴリーから動画を探して、購入したい動画の作品ページを表示する
- 次に『標準』か『HD』のどちらかの画質を選択(画質により料金は異なります)
- 支払い方法の箇所で『dポイント』を選択して、『利用規約に同意し、レンタルする』をクリック
※スマートフォンだと画面上部のメニューの中に『レンタル』の項目があります。

これでdポイントでの決済は完了です。
dTVでdポイントを使って決済するのはかなり簡単です。決済方法のところで『dポイント』にチェックを入れて決済するだけ。
dTVの有料動画は他にケータイ払い・dカード・クレジットカードでも購入可能
ここまでdTVでは、dポイントで有料動画を購入できるという説明をしてきましたが、有料動画はdポイント以外にもケータイ払い・dカード・クレジットカードで購入することが出来ます。
ケータイ払いはその名前の通りで、毎月のドコモ携帯電話料金に上乗せして購入する方法です。
dカードとクレジットカードは単純にカード払いですね(dカードはドコモが発行しているクレジットカードです。このクレジットカード以外を使う場合はクレジットカードを選択して決済します)。
ただ、これらの支払い方法とdポイントで払う方法とどちらがお勧めかと言われれば、個人的にはdポイントで支払ってしまうほうがお勧めです
。
dポイントを使える用途は色々とありますが、dポイント決済以外の支払い方法の場合は直接的に料金を支払うことになります。
それであれば用途が限られている『dポイント』を消費してしまうほうが一番かと。
dTVでdポイントを使ってレンタル作品を購入したいけどポイント保有数が分からない場合
dTVでdポイントを使ってレンタル作品を購入したいけど、ポイントを何ポイント持っているのか分からないという方もいると思います。
その確認の仕方は簡単です。
パソコンでdTV公式サイトにログインするか、スマホやタブレットのdTVアプリを使ってログインすれば、メニュー上部にご自身のdアカウント情報とdポイントの保有ポイント数が表示されます。
そこを確認すれば何ポイント持っているかはすぐに分かります。
ちなみにレンタル作品をdポイントを使って購入すると、このメニュー上部のポイント保有数のところも、使ったポイント分を差し引いた保有ポイントに即座に反映されます。
dTVのレンタル作品で画質を選べるけど『標準』と『HD』どっちがいい?
私も実際にdTVで有料のレンタル作品を視聴しましたが、『標準』と『HD』どちらの画質を選べばいいのかと言えば、どの端末で視聴するのかで選んでおけば間違いないと思います。
端末ごとの購入基準は下記の通りです。
- スマホ・タブレットでしか見ないという方⇒『標準』画質でも基本は問題ない
- パソコン・テレビでも見るという方⇒『HD』画質がお勧め
なぜこういった基準になるかと言うと、どうしても大きな画面で視聴した際に、『標準』画質だと画質の粗さが気になるからです。
『標準』画質はいわゆるDVD画質で、今は地上波テレビでもHD画質の映像を見るのが当たり前になっている為、画面が大きいとその粗い画質が少し目立つところがあります。
スマートフォンやタブレットなどの小さな画面で視聴する分には気にならないので『標準』画質でいいと思いますが、テレビやパソコン等の大きな画面で視聴する場合には『HD』画質で視聴することをお勧めします。
dポイントを使ってレンタルしたいけど、なぜか出来ない場合の対応方法
dTVではdポイントを使って有料作品をレンタルすることが出来ますが、なぜかシステム上で下記の端末からアクセスした場合は出来ない仕様になっています。
iOSのアプリからアクセスした場合はレンタル出来ない
dTVはAndroidだけではなくiOSでもアプリを使って動画を視聴することが出来ますが、iOSの場合にはアプリからdTVにアクセスするとレンタル作品を購入することが出来ません。
この場合はいったんアプリからではなくブラウザからdTVにアクセスをしてレンタル作品を購入する必要があります。
テレビ(dTVターミナル以外)からアクセスした場合はレンタル出来ない
dTVは『Chrome cast』や『Amazon Fire TV』など、テレビで視聴する為の多くのストリーミングデバイスに対応しています。
ただし、これらのデバイスを使ってテレビでdTVにアクセスした場合にはレンタル作品を購入することは出来ません。
この場合はいったんパソコンやスマートフォン(iOSの場合はアプリではなくブラウザから)からdTVにアクセスをして、レンタル作品の決済を終わらせる必要があります。
dTVで有料のレンタル作品を視聴しないという場合は、dポイントの他の使い道を考えよう
正直、dTVは有料のレンタル動画が少なくほとんどが月額料金内で見放題の為、dポイントを有効に使えるかというと、あまり有効には使えません。
動画配信サービスの中には、見放題の動画が少なく有料のレンタル動画ばかりというサービスもある為、ほとんど全てが月額料金で見放題というのは逆にdTVのいいところではありますが、dポイントを有効に使えるようなサービス構成にはなっていないのが現状です。
いつかドコモが(dTVの提供をしているのはドコモ)dTVの月額料金の支払いにdポイントを使えるようにしてくれればいいですけど、あまり期待できませんしね…
その為、dポイントをたくさんお持ちの方は無理にdTVで使おうとはせず、他の使い道で有効活用したほうが良いと思います。
dポイントは、ドコモの携帯電話料金の支払いにも充てられますし、ローソンやマクドナルドといったdポイントの加盟店でも利用することが出来ます。
dTVでdポイントを使う為に無理に有料レンタルの動画を購入したりせず、自分にとって一番いい活用方法でdポイントを利用することをお勧めします。

本ページの情報は2020年9月時点のものです。
最新の情報はdTV公式サイトでもご確認ください。