
大手の動画配信サービスだと、現在は対応端末としてスマホやタブレット・パソコンやテレビ等の端末に加えてゲーム機でも動画を再生できるサービスが増えてきています。
ゲーム機を操作してテレビに動画配信サービスの動画を映し出すというやり方です。
この記事では、大手の動画配信サービスの1つ・dTVがゲーム機でも再生することが出来るのかどうかを解説していきます。
目次
dTVは今のところゲーム機での再生には対応していない
結論からお伝えすると、dTVは今のところゲーム機での再生には対応していません。
大手の動画配信サービスが続々とプレイステーション等のゲーム機での再生に対応してきている為、dTVも将来的には後に続く可能性は十分にあります。
ただ、ゲーム機での再生に関しては、ただ単にゲーム機とゲーム機の画面を操作してテレビに動画を映し出すという内容の為、ストリーミングデバイス等を代替えで利用してテレビに動画を映し出せば特になくて困るというようなものではありません。
ゲーム機でテレビに動画を映し出すことに対応していないのであれば、別の方法を用いてテレビに動画を映すようにすればいいだけです。

ゲーム機での再生に対応している動画配信サービスは、Hulu・U-NEXT・NetFlix・Amazonプライムビデオ

playstation4
動画配信サービスで一番加入者数の多い5つのサービスは、dTVとHulu・U-NEXT・NetFlix・Amazonプライムビデオですが、実はこの中でゲーム機での再生に対応していないのはdTVだけです。
HuluもU-NEXTもNetFlixもAmazonプライムビデオもゲーム機での再生に対応しています。
サービス名 | 対応ゲーム機 |
---|---|
dTV | なし |
Hulu | PS3・PS4、PS Vita xbox wii、wii U 3DS |
U-NEXT | PS Vita、PS Vita TV |
Netflix | PS3・PS4、PS Vita xbox one wii U |
Amazonプライムビデオ | PS3・PS4 wii U |
先ほど「後ほどdTVも対応させる可能性あり」といったのは、加入者数を競っている大手のライバルサービス全てがゲーム機に対応しているのに、自社のサービスだけ対応できていないという状況をdTVが続けるとは思えないからです。
まぁここまで後手後手で対応が遅れているドコモ(dTVの販売会社はドコモです)がいつ対応させるのかという点はわかりませんが、そう遅くないうちに対応させると思います。
「どうしてもゲーム機で動画配信サービスを利用したい」という方は、dTVは今のところ対応していませんので、上記のサービスもチェックしてみて下さい。
dTVが対応している端末は、スマホ・タブレット・パソコン・テレビ・ストリーミングデバイス
dTVを再生するのに対応している端末は、下記の通りです。
dTVの対応端末 | 詳細 |
---|---|
スマートフォン・タブレット | ・Androidスマートフォンとタブレット (Android4.4以上) ・iPhoneとiPad (iOS9.0以上) |
パソコン | ・Windows7以上 ・Mac OS X 10.10.3以上 |
スマートテレビ | ・ソニーブラビア ・パナソニック ビエラ ・パナソニック ディーガ ・東芝 レグザ ・船井電機 dTV対応テレビ ・日立 Wooo ・シャープ AQUOS |
ストリーミングデバイス ※テレビでの視聴に利用 | ・Google Chromecast ・Nexus Player ・Amazon Fire TV ・Amazon Fire TV Stick ・Apple TV ・ココロビジョンプレーヤー ・ドコモテレビターミナル ・dTVターミナル ・ひかりTVチューナー ・光BOX+ |
スマホやタブレット・パソコンで動画を見れるのは当たり前ですが、特徴的なのは対応しているストリーミングデバイスが非常に多いこと。
ストリーミングデバイスを利用すればテレビにdTVの動画を映し出すことが出来る為、大画面で動画を楽しみたいという方に非常に重宝される部分です。
また、同時視聴可能な台数は1台ですが、利用する端末の登録は5台まですることが出来ますので、例えば自宅にいる時はパソコンで利用して、外出時にはスマートフォンで利用するといったことが可能です。
dTVでストリーミングデバイスを使う場合はGoogle ChromecastかAmazon Fire TV Stickがお勧め
dTVではテレビで動画を視聴できるように、様々なストリーミングデバイスに対応していますが、その中でお勧めなのが『Google Chromecast』と『Amazon Fire TV Stick』の2つです。

- 販売価格=平均で5,000円前後~家電量販店やネットで購入できる。
- 特徴=これ1つでdTV・dアニメストア・Hulu・Netflix・U-NEXT・YouTubeなど、様々な動画サービスをテレビで映し出すことが出来る。

- 販売価格=平均で5,000円前後~Amazonで購入可能。
- 特徴=これ1つでdTV・Hulu・Netflix・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・ビデオマーケット・DAZNなどをテレビで視聴することが出来る。
どちらもテレビのHDMI端子につなぐだけで簡単にテレビで動画を視聴することが出来ます。
ドコモユーザーの方だと、動画をテレビで視聴する為に、意外と『ドコモテレビターミナル』や『dTVターミナル』を購入しようという方が多いですが、それはお勧めしません。
『ドコモテレビターミナル』や『dTVターミナル』は販売価格が高い上に、ドコモが提供している動画サービス(dTV・dアニメストア・dTVチャンネル)にしか対応していない為です。
これからストリーミングデバイスを1つ準備しようと考えている方は、様々な動画サービスに対応している『Google Chromecast』か『Amazon Fire TV Stick』を購入しておけば間違いありません。
スマートフォンとタブレットはダウンロード再生にも対応
dTVではネットに常時接続しながら動画を視聴する『ストリーミング再生』以外にも、『ダウンロード再生』にも対応しています。
ダウンロード再生は動画ファイルをいったん端末にダウンロードしておいて、後からオフライン(ネット接続なし)で動画を再生する方法です。
dTVではスマートフォンとタブレットでアプリを利用した場合に、このダウンロード再生を行うことが出来ます。
パソコンやテレビ・ストリーミングデバイスではダウンロード再生を行うことは出来ませんので、ご注意ください。
dTVはゲーム機での再生には対応していないがテレビに動画を映すことが目的ならストリーミングデバイスを使えば問題なし

dTVはゲーム機での再生には対応していませんが、ゲーム機で動画を再生する場合、いずれにしろ動画を再生する為にゲーム機を操作しているだけで、動画が映し出される先はテレビになります(モニターの場合もあり)。
その点を考えれば、ゲーム機で動画を再生するのもdTVでストリーミングデバイスを使ってテレビに動画を映しだすのも全く変わりません。
dTVは、Google Chromecast・Nexus Player・Amazon Fire TV・Amazon Fire TV Stick・Apple TVといった有名どころのストリーミングデバイス全てに対応している為、このいずれかを用意すればゲーム機で動画を再生するのと同じように、テレビに動画を映し出すことが出来ます。
それを考えれば、dTVがゲーム機に対応していないということが特段のデメリットになるとは思えません。
dTVをテレビで見たいという方は、各ストリーミングデバイスとも値段はそこまで高くないですし(ほとんど5千円~1万円以内)、上記のいずれかを用意してテレビの大画面で動画を楽しむようにしましょう。


本ページの情報は2020年9月時点のものです。
最新の情報はdTV公式サイトでもご確認ください。