
KDDIが提供している動画配信サービスのビデオパス。
auの携帯電話を利用している方にはおなじみのサービスですが、auから他社携帯電話会社へMNPなどで乗り換えた場合、ビデオパスを継続することは出来るのどうか、またその際の注意点等についてこの記事では詳しく解説していきます。
目次
ビデオパスはKDDIが提供している動画配信サービスだが、auから他社へ携帯電話会社を変更しても継続利用は可能

まず先に結論からお話すると、auから他社携帯電話会社へ乗り換えた場合でもビデオパスを継続して利用することは可能です。
以前はau以外の携帯電話にしてしまうとビデオパスを継続することが出来ませんでしたが、ビデオパスが2018年8月からキャリアフリーで使えるように変更になりました。
これに伴い、auからMNP等で他社携帯電話会社に乗り換えた場合でもビデオパスを継続利用することが出来るようになりました。
ただし、その場合にはau IDではないIDを取得する必要があります。
auをやめて他社携帯電話会社に乗り換える場合、ビデオパスを継続するならWow! IDの取得が必要

auから他社携帯電話会社に乗り換えてビデオパスを継続するには、au IDではないWow! IDというサービスに登録をする必要があります。
このWow! IDは簡単にいうと、auの回線契約者以外の方がauのサービスを使えるようにしたIDサービスのこと。
登録や維持は無料で出来る為、ビデオパスを継続したい方はこのIDを取得して手続きをする必要があります。
ドコモが提供している動画配信サービスのdTVやdアニメストアは以前からキャリアフリーで利用することが出来ましたし、ソフトバンクが提供している動画配信サービスのアニメ放題もキャリアフリーで利用することが出来るようになりました。
auもこの流れに乗り、Wow! IDをビデオパスに対応させることでキャリアフリー化することに踏み切ったようです。
これまではauをやめてしまうとビデオパスも継続出来なかったということを考えると、他社携帯電話会社に乗り換えても引き続きビデオパスを継続利用できるというのはユーザーにとっては嬉しい変更になるのかなと思います。

auのまま機種変更をする場合は、同じau IDを使うならビデオパスを継続することが出来る

auから他社携帯電話会社に乗り換えるのではなく、auのまま機種変更をする場合にもビデオパスは継続して利用することが出来ます。
ただし、機種変更時にビデオパスを継続する場合には、同じau IDを新しい機種でも利用することが必要になります。
その為、機種変更時にau IDを変えてしまったような場合、ビデオパスも継続することが出来ずに新規登録をするしかなくなってしまいますので注意して下さい。
ビデオパスと主要な動画配信サービスを比較してみると、ビデオパスは他社動画配信サービスと比べるとそこまで魅力的なサービスではない。
ビデオパスは、auから他社携帯電話会社に乗り換える場合もauのまま機種変更をする場合も継続して利用することが出来ますが、他社動画配信サービスと比較するとそこまで抜群に良いというサービスではありません。
各VODサービス | 見放題の動画数・特典 | 同時視聴数 | 月額料金 |
---|---|---|---|
ビデオパス | 約1万本 + 新作等を視聴する為に毎月540ビデオコインの付与あり | 1台 | 562円 |
dTV | 約12万本 ※ほとんど全ての動画が見放題 | 1台 | 500円 |
hulu | 約5万本(全てが見放題) + 専門チャンネルも10チャンネル以上視聴可能 | 1台 | 933円 |
Amazonプライムビデオ | 約2万5千本 + プライム会員の他の特典も使える | 3台 | 325円 (年会費3,900円を月あたりに換算) |
NetFlix | 約3千本 ※オリジナル作品がかなりの割合を占める | 2台 | 1,200円(スタンダードプラン HD画質) |
U-NEXT | 約9万本 + 新作等を視聴する為に毎月1,200ポイントの付与あり | 4台 | 1,990円 |
これは単純に各サービスの見放題の動画数と同時視聴可能数・月額料金を比較した表ですが、ビデオパスは他社サービスに比べると、見放題で楽しめる動画数がかなり少ないことがわかります。
(Netflixも見放題の動画数は少ないですが、ビデオパスと違って視聴できる動画のほとんどがNetflixでしか見れないオリジナル動画になっています)
特にドコモが提供しているdTV(こちらもキャリアフリーで利用可能)が月額500円で約12万本が見放題になっていることを考えると、ビデオパスの月額562円で約1万本しか見放題の動画がないというのはかなりの差がある部分。
auから携帯電話会社を乗り換えたり、auのまま機種変更をする場合には、一度ビデオパスの利用を止めて他社サービスを試してみるというのも一つの手です。

ビデオパスは解約してもいつでも再開できる為、無料期間がある他社動画配信サービスも色々と試してみるのがお勧め

先ほど説明した通り、ビデオパスは主要な他社動画配信サービスと比べると正直かなり微妙なサービスです。
なんといっても見放題の動画数が圧倒的に人気のある他社動画配信サービスと比べると少ない。そのあたりがビデオパスの人気があまり上がらない一つの理由になっているのかなと思います。
現在ビデオパスを利用している方で、MNPなどでauから他社携帯電話会社に乗り換えるという方は、一度ビデオパスの利用をやめて主要な動画配信サービスを試してみるのもお勧めです。
どのサービスも無料のお試し期間を設けている為、無料期間内に動画を楽しんで無料期間が終わる前に解約をすれば料金は発生しません。
その為、1つのサービスずつ無料期間をフルに利用して楽しんでみて、最終的に継続するサービスを決めるという試し方がお勧めです。
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本ページの情報は2019年2月時点のものです。
最新の情報はビデオパス公式サイトでもご確認ください。